車中泊のノウハウで災害に備える
いつ、どこで起こっても不思議ではない災害。
車中泊での経験や装備が、役に立つかもしれません。
災害時の避難は徒歩が基本
地震や台風など、災害時の避難は徒歩が基本と言われています。渋滞を引き起こし、緊急車両の通行を妨げる恐れがあるからですね。
けれども、2016年の熊本地震の際 避難先が不足したことなどをきっかけに、避難所ではなく車中泊で過ごす ”車中泊避難” が注目されているそうです。
車中泊避難のメリット・デメリット
車中泊避難のメリット
避難所での集団生活が難しい方や、ペットと一緒に避難したい方などには、車中泊避難は一助になります。
最近は、ペットを連れての避難所も設置されているようですが、多くはありません。
車中泊避難ならプライバシーも保たれますし、電源や移動手段も確保できます。
車中泊避難のデメリット
デメリットとしては、支援物資が届きにくいことがあげられるそうです。
また、車内で長時間過ごすため、エコノミークラス症候群も心配されます。
車中泊のノウハウは、災害時にも役に立つ
車中泊避難が必要となるかもしれない、ということを想定しておくことは、大事です。
電気・ガス・水道設備の十分ではない車中泊で、お湯を沸かしてみる。ご飯を炊いてみる。
実際に不便な状況を体験しておくことで、必要なものが見えてくるはずです。
アウトドアで使うために揃えた道具類は、コンパクトで軽量のものが多いですよね。非常時にも簡単に持ち出すことが出来ます。
避難生活の不便さを補ってくれるかもしれません。
また、道具は持っているだけでなく、使ってみるという経験も大切です。
車中泊やキャンプで 楽しみながら体験しておくことで、ライフラインが途絶えた中でも生き抜く力を養えると良いですよね。
災害時に備えて、車内に準備しているもの
災害時、と意識しているわけではありませんが、我が家が車に常備しているものを紹介します。
- シュラフ等の寝具
- 調理用具、食器
- 非常用携帯トイレ
- タオル、雑巾
- ヘッドライト、ランタン
- トイレットペーパー、ティッシュペーパー
- 防寒具 など
食料や飲み水も準備したいところですが、車内が暑くなると品質が不安なため積んでいません。
また、ガソリン・軽油は、なるべく常時満タンにしておくようにしています。
いつ起こるかわからない災害。出来る範囲で対策を取ることが出来れば良いな、と思ってます。