車中泊で四国遍路 #1お遍路とは
四国お遍路、興味はあるけどどうやって始めればよいの? と思っている方も多いかもしれません。
私達夫婦は、昨年3巡目のお遍路を発心しました。
夫婦 車中泊旅で、何年かかけて廻っていく予定です。
この記事では、そもそも遍路とは、という疑問から、遍路のお作法、車中泊で廻るうえでの注意点などまとめてみました。
意外と車中泊と相性の良いお遍路旅。是非参考にしてみてください。

四国遍路とは
お大師様が拓かれた巡礼の道
四国遍路とは、およそ1200年ほど前にお大師様(弘法大師・空海)が修行された足跡をたどって、八十八か所の霊場を巡拝することを言います。
徳島「発心の道場」に始まり、高知「修行の道場」、愛媛「菩提の道場」、香川「涅槃の道場」と四国を時計回りに廻りながら参拝していきます。
全行程は1400キロ。一ケ寺、一ケ寺お参りすることで煩悩を一つずつ消していき、心身を磨いていくと言われています。
廻り方は自由
お遍路さん、というと、白装束に杖を突いて、歩いて廻られる姿を思い浮かべるかもしれませんが、昨今はいろんなスタイルがあります。
昔ながらの「歩き遍路」は、歩き通すと、50~60日位かかります。ちなみに高野山の修行僧は30日で駆け抜けるそうです。
その他では、バスのツアーを利用して回られたり、自家用車やバイク、自転車などで廻っている方もいらっしゃいます。
また、一度に長いお休みが取れない方は、何回かに分けて廻られることも、もちろん自由です。
私も、1巡目こそ一か月程の行程で一度に廻りましたが(バスや電車を使いました 47年前のことです)、2巡目は5年ほどかけて夏休みごとに廻りました(この時は自家用車です 子供達が小学生の頃、30年ほど前です)。
さらに、廻る順番も自由です。
一番札所から順に廻られる方もいれば、うるう年などは八十八番から逆に廻る方も多くなります。
各々の都合や日程に合わせて、自由に選択しましょう。

車中泊とお遍路は相性が良い
鉄道やバスなどでは、行き辛い札所も多いので、車でのお詣りはおすすめです。
自家用車でも10日前後はかかりますので、宿泊場所をどうしよう、と考えた時、車中泊はよい選択肢だと思います。
また、長い旅程、車中泊なら宿泊費の節約にもなりますよね。
どの札所にも駐車場がありますので安心です。
運転には注意が必要
ただし、山中にある札所など、途中の道幅が狭いところもありますので、注意が必要です。
ガードレールが無かったり、すれ違い出来ない箇所が続いたり、「対向車来ないで~」と祈りながら進むこともしばしばです。
観光バスのお遍路さんも、タクシーに乗り換える札所がありますので、大きなキャブコンだと苦しいかもしれませんね。
我が家は2巡目は、パジェロのロングで廻りましたので、それくらいのサイズなら大丈夫かな。ハイエースなら上がって行けると思います。
ありがたいことに、四国の道には札所への標識が必ずあります。
ナビをあてにするよりも、札所に近づいたら道路標識をたどる方が最適な道を教えてくれます。
またガソリンスタンドも都市部ほどはありません。閉店時間が早かったり、日曜日お休みだったりします。
早めの給油は必須です。
参拝の準備
参拝に必要な持ち物
札所にお詣りするだけでも、立派なお遍路さんですが、せっかくなので御朱印をいただける御朱印帳があると励みになります。

そのほかにも、菅笠、白衣、金剛杖、ズタ袋、数珠、納札、線香・ろうそく、など、検索すると様々な持ち物があがっていますが、ご自分の必要に応じてそろえると良いと思います。
我が家では3巡目に当たって、ズタ袋と新しい納経帳、納札、線香入れを用意しました。来月四国に行くときには、白衣を買おうかと思っています。

参拝用具は札所で購入することが出来ますので、四国に入ってからで大丈夫ですよ。
一番札所の売店は、特に充実しています。
その他にも、駐車場で車を降りてから、階段や坂道を長く歩くことがありますから、歩きやすい靴は必須です。
車で廻ると、金剛杖は丁寧に扱えない気がして、我が家では2巡目からは杖は用意していません。
1巡目のときの金剛杖は、母が亡くなった時にお棺に入れました。きっと元気に極楽への道を歩いて行ったと思ってます。
旅程の計画
余裕を持った旅程は必須
お四国は、全行程1400キロにもなります。
車で10日で廻るとしても、一日140キロ。狭い山道などは、思ったように進めないこともあります。
駐車場のすぐわきに本堂・大師堂がある札所もあれば、延々と階段や坂道を上る必要がある札所もあります。
余裕を持った旅程は必須です。
2024年からほとんどの納経所の開く時間が8時になりました。(以前は7時でした)ちなみに閉まるのは17時です。
旅程の立て方としては、その日の最初の札所に8時に着ければ理想的です。
特に札所の距離が離れているところでは、前日のうちに次の札所の近くまで移動しておくと効率よく廻れます。
観光名所めぐりもあると楽しい
札所巡りを始めると、ついつい先を急いでしまします。周りの景色を観ないで、次の札所に一目散になってしまうんですよね。
でも、せっかく四国に行くのですから、観光名所も観ていくと楽しいですし、思い出にも残りますよね。
美味しい名物を食べたり、美しい景色を観たり、地元の方とお話したり、。
少なくなってきたとはいえ、お接待の文化もまだまだ残っています。ぜひ、”お四国”を楽しんでください。
遍路車中泊のベストシーズンは
夏の車中泊は、シニアにも若い方にも過酷なものです。夏は避けるのが無難です。
また、暖かい四国とはいえ、雪が降ることはあります。
狭い山道など危険な個所もありますので、あまり寒い時期も避けましょう。
2025年12月、遍路を発心したときには、七番まで打ち終えた後、香川の六十七番に抜けるときに雪に降られ肝を冷やしました。
可能であれば、春や秋の良い季節の時に出掛けましょう。
我が家の9月の遍路・車中泊旅は
母の法事があるので、9月に四国徳島に出向きます。その後、高知をメインにした遍路・車中泊旅を計画しています。
高知は札所と札所の距離が長いところも多く、行きづらい所です。
今回の旅で、高知の全札所と、愛媛の前半を廻れれば良いな、と思ってます。
せっかく高知に行きますので、グルメも堪能したいし四万十川も楽しみたい。久しぶりに龍河洞や足摺岬にも行ってみたいなぁ。
そもそも四国に上陸するまでに、我が家の場合2泊3日かかってしまうので、どんな旅になりますやら、。
今は、一生懸命 旅程を考えている最中です。
旅が終わりましたら、また報告いたします。
皆さんも、良い旅を!