車中泊とテント&タープ
旅の間、ずっと車中泊で、テントもタープも持って行かない、という方も多いと思います。
でも、テントを積んでいくことで旅のバリエーションはずっと広がります。
我が家の旅での、テント&タープの活用法を紹介していきます。
車中泊旅でテント&タープを持つメリットは?
日中は観光して、夜は車で眠るだけ、というのなら、テントやタープは持たず身軽に動けるのはありがたいですよね。
でも、景色の良いキャンプ場などで のんびり過ごしたいと思ったら、テントやタープがあると良いですよ。
キャンプ場は、サイト横まで車が入れるところと、車は駐車場に停めてサイトまで歩いて行くところがあります。
小さなテントやタープを積んでおくと、例えば、湖畔のタープの下で優雅に景色を観ながら過ごす、なんていうことも出来ます。就寝するときだけ、車に戻る、というのも良い使い方と思います。
日中のんびり寛ごう、と思うとタープは必須です。暑い日差しを遮ってくれますし、多少の雨にも耐えられます。
では、デメリットはなんでしょう?
車中泊旅で、テントやタープを積んでおくデメリットは、なんといっても荷物が増えることです。
テントで寝よう、と思うと、コットが欲しい。
タープで食事しようと思ったら、テーブルと椅子が要る。
などなど、どんどん荷物は増えていってしまいます。
最近は小さく軽いタイプのものも、多く出ていますが、やはり車内で場所を取ります。
居住空間を広く取っているキャンピングカーの場合、荷物を入れるスペースが限られているものも多いです。
荷物を積んだままでも 車中泊をすることが出来るかどうか、は大きなポイントになります。
我が家のテント&タープのラインナップ
どれも年代物ばかりでお恥ずかしいのですが、我が家の現在のテント&タープのラインナップをご紹介します。
キャンプ歴も30年以上になりますので、その時々のニーズに合わせて いろいろ使ってきました。今はこの6つを、目的に合わせて使い分けています。
古いものでも、防水スプレーをかける、などの手当てで、長く使うことが出来ます。
最近は「ふもとっぱらキャンプ場」に行っても、アースカラーの ワンポール・テント ばかりで、我が家の古いカラフルな テント&タープは良く目立ちます。
Coleman
トンネルコネクト タープ

20年位前に買ったんじゃないかな? 値段は覚えていません。
四方がそれぞれ、オープン・クローズ・網戸、にすることが出来て、とても便利です。
雨の日でも、中で寛ぐことが出来ます。またテントと接続して建てることもできます。
同じキャンプ場に何泊もするときは、これ一択。今はもう、売っていないのかな?
設営と撤収に時間がかかるのと、畳んでも大きく重いのが欠点です。
真夏の北海道に行く際は、虫が多いので、網戸のついたタープ(と 虫取り網、殺虫剤)は ぜひとも必要です。
Coleman
タフドーム/3025 5人用テント

上のタープと接続するために、2016年に購入したテントです。5万円弱くらい。これ以前は、違うテントを無理やり接続してました。
2人で使う分には内部は広く、コットを2台入れても、中央はリビングとして使うことも出来ます。
Dunlop
R324 3人用テント

2015年、夫がソロキャンプ用に購入したテントです。値段は不明。
中で建てないのがデメリットかな。
ちなみに、写真で使っているタープは、mont‐bellのミニタープです。
HILANDER
クロシェット 1人用バップテント

これも夫のソロキャン用に、2021年購入したものです。2万円弱くらいだったようです。
最近は、荷物置き場や、公園で遊ぶ時の日よけ、として使っています。写真には写ってませんが、インナーもあります。
ogawa
ステーシーST-Ⅱ 2.5人用テント

2022年に購入しました。5.4万円くらいです。
写真は夫のソロキャンの時のものですが、夫婦でも十分使えます。
前室があり、リビングとして使えます。オプションのスタンディング・テープを別途購入すると、アウターから建てることが出来るので、雨の日でも濡れずにインナーを設営・撤収できます。
裏側にも出入り口があるので、2人で寝ていても、相手をまたがずに外に出ることが出来るのが ありがたいです。
DDHammocks
DDタープXL 4.5×3M



2024年に購入しました。1.6万円くらいです。
最近の夫のお気に入りで、張り方を変えると様々な用途で使うことが出来る優れものです。
旅に合わせて使い分ける
これらのテント&タープを、我が家では旅の形に合わせて使い分けています。
キャンプ場滞在の旅
キャンプ場で、何日か滞在するような場合は、日中ストレスなく過ごせるのが一番ですので、大きなタープは必須になります。
キャンピングカー購入前は、タープとテントを繋いでいましたが、最近はタープを張って日中過ごし、夜は車で休みます。
車中泊主体の観光&移動の旅
観光&移動の旅ですと、あまりテントやタープは必要ありません。
でも、途中で素敵なキャンプ場を見掛けたりすると、泊まってみたくなったりしますよね。
ミニマムセットを積んでおくのは、アリだと思います。
近場で外ご飯
テントもタープも、建てるのが面倒、という時にお勧めなのが、カーサイドタープ。
DDタープを車の横に繋ぐと、日よけになって快適です。
もっとも、気の利いたキャンピングカーだと、サイドオーニングが付いてますね。

さて、6月の北海道旅では、、
2025年6月は、北海道の旅を計画しています。
現在は、どのテント、どのタープを持参するか考えている最中です。
今回は、車中泊が半分、キャンプ場が半分、ということになりそうなので、DDタープとDunlopのテントを持って行こうか、と思ってます。ああでもない、こうでもないと、いろいろ考えている時間も楽しいものです。
ここまで、車中泊でのテントとタープの活用法について述べてきました。
如何せん、我が家の装備は年代物なので、参考になるかどうかは不安ですが、お役に立てれば幸いです。
さあ、旅に出掛けましょう!