車中飯 2025冬 鍋料理
車中泊で食べる車中飯。
最近はマルチグリドルで作ることが多かったのですが、この冬、電気鍋を取り入れたらなかなか快適。
今年の年末年始の車中飯に大活躍した、鍋についてお話しします。
車中泊で調理をしようと思ったら
車中泊の時、夕飯はどうしましょう。外食もいいし、調達したお惣菜を食べるのも美味しいですよね。
ただ旅が長くなると、外食・総菜には飽きてくるし、味付けやカロリーにも不安があります。また自炊の方が、お財布にも優しそうです。
せっかくのキャンピングカーでしたら、なにか調理をしてみよう、という方も多いと思います。
さて、車内で調理する方法は?
カセットコンロ
我が家では、タフ丸Jr というカセットコンロを、車内に常備しています。
一般のカセットコンロよりも、風に強い(といわれている)ので、キャンプの際に屋外で使うことが出来ます。
CB缶は、スーパーやコンビニでも入手できるので安心です。
デメリットとしては、車内で使用する際には空気を汚す心配があるので、窓を開ける必要があるということ。このため、我が家では車に一酸化炭素チェッカーを常設しています。
さらに、車中泊場所によっては、車内であっても火気厳禁で、使用できない場合もあります。
電気コンロ
電気コンロも、我が家は車に積んでありますが、あまり出番はありません。
細かい火加減が出来ないので、どうも使いづらいのです。
また、使った後は、冷めるまで時間がかかるので、朝食後なかなか出発できなかったりします。
電子レンジ
簡単なものなら、電子レンジでも調理できますので、最近は使われる方が増えているようです。
バッテリーが十分あり、スペースに余裕のある場合は、良い方法と思います。
我が家のコンパスビッツでは、置き場所がなかったため、導入は断念しました。
IHヒーター
我が家は、自宅がIHではないので対応する鍋がありません。そのため使ったことはないのですが、空気も汚さず車中泊向きでは、と思ってます。
いろいろ考えると面倒になって、外食オンリーにしている方も いそうですね。
TOFFY の電気鍋 が今年のトレンド?
さて、今年の年末年始の車中泊旅では、電気鍋が大活躍しました。
TOFFY のコンパクトマルチ電気鍋。何かのポイントがたまって、数年前に手に入れたものです。
鍋本体と、木の枠の部分が外れないため、家で使うには洗いにくく、あまり使っていませんでした。
ところが車中飯では、思いのほか使いやすい。鍋料理の他、焼き肉や蒸し料理も出来ます。
焼き肉をやっても、鍋が深いので、油が飛び散らないものポイントが高いです。
洗えなくとも拭きあげるだけで綺麗になるので、まさに車中泊向きです。
冬場はなかなか良いぞ 鍋料理
食材は?
この電気鍋、鍋料理がお手軽に出来ます。
今回の旅行では、”プチっと鍋” という汁の素を用意しました。
具材は、スーパーのカット野菜やモヤシ。あとはお好みの肉や魚介を準備します。
鍋に、300ccの水と、”プチっと鍋”2個、食材を入れて、蓋をして煮ていくだけです。
鍋のおかげで、車内が暖かくなるので、冬場にはもってこいです。暖かいものが食べられるのは 寒い季節には うれしいですよね。
翌朝は、雑炊or雑煮
翌朝は、残った汁にパックのご飯を入れると雑炊です。
またお正月には、餅を入れてお雑煮にしてみました。
おつゆ も余すところなくいただけるので、ゴミが出ません。
片付けも楽ちん
鍋内部はフッ素加工されているので、汚れが付きにくく片付けも楽です。キッチンクリーナーで拭きあげるだけで綺麗になります。
鍋を洗おうと思うと、木枠や差込口まで付いてくるので 洗いづらいのですが、TOFFYの取り扱い説明書では、本体は洗うより布巾で拭くことが奨励されています。
まさに車中泊向きの鍋です。
TOFFYコンパクトマルチ電気鍋 の仕様
容量 2.8L
寸法 20奥行×28.5幅×22高さ
消費電力 1000W
蒸しプレート、ガラス蓋 付属
ヒーター 一体型構造
もう一つ デメリットとして、「温度調節が無段階でできる」と唄ってますが、サーモでON/OFF してるだけのようです。”保温” とか “弱火” とか が出来ないのが難点です。