小豆島 車中泊旅 2025年・正月
2025年年末年始は、四国の徳島・香川を車中泊旅しました。
その帰り道 小豆島に寄ったのですが、穏やかな気候、美しい海、のんびりした風土に魅了されました。
小豆島では、車中泊で2泊しましたので、その時の様子をまとめてみます。
これから行かれる方の参考になれば幸いです。
小豆島に渡るには
小豆島には、空港も鉄道の駅もありませんので、船で渡る必要があります。
短い時間でも、船旅には特別な趣がありますよね。
小豆島にはフェリーが発着する港は5か所あり、それぞれ本州や四国と結んでいます。
(2025年1月現在 草壁港の航路は休止しています)
便数や運賃は、2025年1月現在のものです。頑張って作成したのですが、ミスがあったらお許しください。
乗用車は5メートル以下の料金です。
曜日や時間帯によって料金が変わるものや、燃油サーチャージが必要な航路もあります。
また、往復チケットの購入などで割引になるものもありますので、事前に良く調べてお出掛けください。
我が家が2025年1月に訪問した際は、四国旅行の帰路でしたので、高松→土庄、福田→姫路、という小豆島フェリーの航路を選択しました。
スルー切符、という割引が使えて、5m未満の車と運転者+同乗者1名 で、17,200円でした。
小豆島 島内の交通事情
車中泊以外で小豆島に行くためには、最寄りの港まで新幹線や空路で行って、フェリーで渡ることになります。
島内には、路線バスやレンタサイクルもありますが、車があった方が効率よく観光できます。
高松などでレンタカーを借りてフェリーで行くか、島内でレンタカーを借りることも出来ます。
車中泊場所は
島内には、道の駅が3カ所あります。
そのうち2カ所に泊まらせていただきましたので紹介します。
道の駅 小豆島オリーブ公園
約2,000本のオリーブの木が植えられている小高い丘に広がるオリーブ公園。
その公園の中にある道の駅で、売店やレストランのなども充実しています。
実写版の”魔女の宅急便”のセットがあったり、徒歩圏に入浴施設もあります。(サン・オリーブ温泉 700円)
魔女の箒を無料で貸していただけます。
ただし、観光バスが着く日中は箒が出払っていることが多いです。もし体験したいのなら、観光客の少ない朝のうちがお勧めです。
道の駅 建屋まわりの 第一駐車場は、屋内のトイレが夜間閉まってしまいます。
車中泊の際は 第二駐車場に停めると良いと思います。トイレの便座が冷たいのが難点です。
道の駅 小豆島ふるさと村
手延べそうめん館や、オートキャンプ場、プールなどが整備されたレジャースポット内にある道の駅です。
道の駅のすぐ裏は海岸で、素晴らしい夕日を見ることが出来ます。
トイレも新しく綺麗です。
入浴施設や買い物は車で10分ほどの、土庄地区まで行く必要があります。
今回の道の駅は2カ所とも、車中泊禁止との掲示はありませんでしたが、宿泊する際にはマナーを守ってお世話になりましょう。
キャンプ場も多数あります
我が家は利用していませんが、釣りが出来たり、ペットと泊まれるオートキャンプ場もあるそうです。もちろん、ホテルや旅館も充実していますので、お好みに合わせて、選択してみてください。
買い物事情
小豆島に上陸したのは元旦でしたので、買い物事情を心配しましたが、島内には”マルナカ”というスーパーが2件あり、年中無休で営業をしていました。
店内も広く、総菜類も充実していて、ゆったり買い物できました。
コンビニエンスストアも何軒かあります。
観光
温暖な気候、美しい海や山、ゆったりと時間が流れる小豆島は見どころがいっぱいです。
2025年1月に、我が家が訪れた場所を紹介します。
エンジェルロード
土庄港の近くで、一日に2回、引き潮の時にだけ現れる砂の道です。干潮時間の前後1時間ずつくらいが、歩いて島に渡れる時間帯です。
駐車場はありますが、ベストなタイミングでは満車になることも多いようです。
二十四の瞳映画村
入村料 790円 駐車場は無料です
映画”二十四の瞳”のロケ用オープンセットを改築したテーマパークです。高峰秀子さんの”二十四の瞳”も上映されてました。
アクセスする道路は、道幅が狭いところもあるので、観光バスと行き会うと大変です。注意して走行しましょう。
マルキン醬油記念館
小豆島の醤油づくりは、400年以上の伝統があるそうです。
蔵の見学が出来たり、お土産を購入できる場所もたくさんあります。
ただ、我々が訪問したのは、正月の三が日でしたので、マルキンさんだけ開館していました。
入場料500円。 売店で使える100円のチケットと、お醤油の小瓶がいただけました。
その他にも、島内には700メートル級の山もあり ロープウェイから紅葉が楽しめたり、夏ならば海水浴や海のレジャーも体験できるそうです。
また小豆島には、弘法大師が、故郷の讃岐の国と当時の朝廷のあった京都までの道すがら、立ち寄って山野を歩かれ修行されたという伝説が残っており、小豆島八十八か所の霊場も整備されています。
とてもとても、二泊三日では廻りきれないくらい、見どころがいっぱいです。
四国には時折出掛けるのですが、我が家は小豆島は初めての上陸でした。
とても良い場所ですので、ぜひ車中泊旅の行き先候補に加えてみてください。