北海道で車中泊 #3 北海道の走り方

北海道で車中泊を始めてみよう、という初心者に向けて、道内を走る注意点をまとめてみました。
道民の方は、笑って見逃してください。

北海道ならではの注意点

給油はこまめに

北海道では地方に行くと、スタンドとスタンドの間の距離が長く、一軒逃すと、次がなかなか見つからなかったりします。
また、24時間開いているスタンドも少ないです。夕方も早くに閉まったり、日曜はお休み というスタンドもよく見かけます。

本州のつもりで走っていると、給油でピンチになることがあるかもしれません。

ガソリンスタンドを見掛けたら、給油はこまめに行いましょう

道路の走り方

北海道の道では、右からブイブイ抜かれます。

のんびり走っているキャンピングカーなどは、地元の軽自動車にも抜かれます。
どうやらそれが北海道の走り方のようです。
逆に言うと、自分のペースで走っていれば、急ぎの車は抜いて行ってくれるので気が楽です。

トラクターなどがゆっくり走っていることもありますが、対向車に気を付けて追い越していきましょう。

高速道路も、基本片道1車線の対面通行で、数キロおきに追い抜きのため2車線になる、という作りが多いので、これも自分のペースで大丈夫。

野生動物に気を付けよう

北海道特有の注意点は、野生動物です。彼らは、突然飛び出してくるので、注意してください。
オスの鹿など、まともにぶつかると、車が横転することもあるそうです。道路に轢かれた動物が放置されていることもあります。

観光客にありがちな、キツネがいた、鹿がいた、丹頂がいた、といって、低速運転したり路上駐車するのは、やめましょうね。

交通取り締まりに注意

北海道では、信号のないまっすぐな道が続くので、ついつい速度を出しがちなんですよね。
噂ですが、北海道の警察は、県外ナンバーやレンタカーを中心に取り締まるそう。ヘリコプターで見てる、という情報もあります。

地元民が、ブイブイ走れるのは、取り締まり場所を知っているからともいわれます。
真似して飛ばし過ぎると、痛い目にあいますよ。

知っておくと便利な情報

セイコーマートは無敵

北海道の車中泊、最強の見方はセイコーマートです。

北海道を中心に展開するコンビニエンスストアで、小さな町や離島にも、ちゃんとあります。
道外ではあまり見かけませんが、茨城県などでも出店しています。

北海道内179市町村北方領土の6村を除く)のうち175に店舗を持ち、人口カバー率は99%以上。離島の店舗へは毎日船で商品を運び込む。2018年の北海道胆振東部地震の際にも営業を続けて「神対応」と評価された。採算が取れない過疎地へも出店を行うなど、大手コンビニとは一線を画する地域密着路線を歩む。

Wikipediaから抜粋・引用

「ホットシェフ」という店内で調理された総菜を売るスペースもあります。
これは、荒天時や災害時、配送路が寸断された時でも、暖かい食べ物を提供できるようにするため、ということです。

売られている おにぎり や総菜は、美味しくてリーズナブル!
車中泊中は、セコマ 一択です。

温泉にお得に入れる裏技

北海道の情報を発信している HO という月刊雑誌があります。
この雑誌の付録に、毎号、温泉の無料券や半額クーポン券が付いています

行きたい温泉が乗っていたら、購入するのもアリです。(2025.04月号は770円)

車中泊に最適の季節は?

雪道に慣れていない地域の方は、道路が凍る時期には行かない方が無難です。

北海道では、9月から大雪山の紅葉が始まり10月には雪の便りも届きます。
また年によっては、ゴールデンウィークに雪が降ることもあります。

6月から9月が、車中泊初心者にお勧めの季節です。

ただし、夏休みやお盆の期間、7月8月は、人も多く、何もかも値段が上がります。
例えば商船三井フェリーで5m未満の車を乗せる料金は、一番安い A期間は 34,000円ですが、お盆の E期間は 49,000円です。

可能なら、夏休み期間を外すと、お財布にも易しく のんびり楽しめるかもしれませんね。
我が家は今年も、6月に北海道上陸の予定です。