北海道で車中泊 #2 計画の立て方
暖かい季節が近づいてくると、北海道へ出かけたくなります。
#1の記事では、北海道へ渡る方法をお伝えしました。この記事では、北海道車中泊旅の、計画を立てる際の注意点について書いていきます。

計画を立てる
おおよそのルートを決める
北海道は広いです。
初めて訪れる方が失敗しがちなのは、この点を忘れて計画を立ててしまうことです。
例えば、札幌から知床までは400キロあります。東京から名古屋までが、だいたい350キロなので、その大きさがわかるでしょうか。
1週間や2週間の旅では、北海道全体を廻ることはほぼ不可能と思います。ただ走っているだけ、の旅になってしまいますからね。
せっかく来たのだから、と欲張らず、見どころを絞って廻りましょう。
道南だけ、とか、道東だけ、とかに観光は絞り、出入り口のフェリーの港やレンタカー会社の場所などを考え併せて、ルートを決めると良いですよ。
車中泊場所を選ぶ
☆道の駅
北海道には、129カ所の道の駅があるそうです。(2025.02現在)
それほどたくさん、訪れたことがあるわけではないですが、個人的な感想としては、車中泊歓迎の道の駅と、絶対に車中泊させたくない道の駅があるように思います。
一昨年訪れた 道南の とある道の駅。のど飴を購入したあと、レシートを捨てようとゴミ箱を探してると、「ゴミ箱はありません!」と強く言われてしまいました。よほど旅行者のゴミに悩まされてきたのでしょうね、、。
一方で、RVパークを併設し、積極的に車中泊車を呼び込もうとしている道の駅も存在します。
車中泊禁止の掲示がある場所で車中泊しないのはもちろんですが、禁止されていないところでもルールを守って利用させてもらいましょう。
車中泊しやすい道の駅には、車中泊車は集まってきていますので、SNSなどの情報も参考にしてみると良いです。

☆キャンプ場
北海道には、無料もしくは安価で泊まれるキャンプ場が充実しています。
道の駅で 肩身狭く宿泊するより、キャンプ場のほうが良い場合があるかもしれません。
ただし、古いキャンプ場の場合、トイレなどの水回りが女史には厳しい場合もあります。
良く調べてお出掛けください。
さらに無料のキャンプ場には、夏中 居座る車中泊車が居たりして、居心地が悪いこともあったりします。
快適を求めるのなら多少お金を払っても、高スペックなキャンプ場を選択しましょう。

☆RVパーク
RVパークでは、電源があり充電できるところがほとんどです。
キャンピングカーの場合、走行充電や ソーラー充電だけでは心もとなくなってきたときには、心強い味方です。
予約もできるので安心です。
北海道のRVパークには、恵庭で宿泊したことがあるだけですが、とても快適でした。
利用代金は1泊1台2500円。電源500円。ゴミ100円でした。(2023.06の情報です)
だいたい数千円で宿泊できる RVパークが ほとんどです。
☆温泉宿・ホテル
車中泊からは外れますが、長い旅になると、途中で温泉旅館やホテルに泊まると、リフレッシュできます。
街中や駅前のホテルに泊まって、居酒屋に繰り出すのは大好物です。
旅が始まったら
計画通りにいかないのが、車中泊旅の良いところ(?)であり、醍醐味ですよね。
フェリーや飛行機の日程は動かせないとしても、天候や気分によって、ルートは自由に変更できます。
道南は雨が続くようだから、道北に向かおう、、なんてね。
我が家も5,6年前、台風が直撃する、ということで、キャンプ場を逃げ出し 温泉宿に泊まったことがあります。それも楽しい思い出です。
また、旅の途中で出会った人からの情報で、行きたい場所が出てくるかもしれません。
計画はしっかり立てる。でも、それにとらわれず、旅が始まったら柔軟に。
車中泊旅を楽しんでいきましょう。