どんな車で車中泊しよう
車中泊を思い立ったけど、どんな車を選べばよいのでしょう.
いくつか、特徴を観ていきましょう。
車ごとの特徴を見てみましょう
車中泊とは、車で寝ること。どんな車であれ寝ることが出来れば車中泊車です。
普通乗用車
サービスエリアでちょっと仮眠するだけ、なんてことであれば、自宅で使っている普通乗用車でも十分です。
運転席・助手席の背もたれを倒して、上着や毛布でも掛ければ立派な車中泊です。国際線のエコノミークラスよりは広いかな。(食事は勝手には出てきませんが)
ただし、何泊も続くと身体にダメージが来るのも、航空機と一緒です。特に、年齢を重ねてくるときついかもしれません。
それでも、体験してみると、その便利さに気付くはずです。例えば、一泊二日の旅行の際、前日に出掛けて目的地そばで車中泊をしてみましょう。行動範囲がぐっと広がりますよ。
車中泊仕様車
後部座席を倒すとフラットになるようにした車があるようです。その上にエアマットなどを敷くと、立派なベッドになります。
後からオプションで付けられる、車中泊キットが用意されているものもあります。
さらには、最初から車中泊を想定して作られている車もあるようです。
我が家はコンパスビッツを購入する以前は、ランドクルーザー・プラドに乗っていました。
車中泊キット(10年以上前で、10万円位だった気がします。あやふやです)を付けて、2列目から後ろはフラットになるようにし、大人二人で就寝していました。ただし、ベットの上で座れるだけの天井の高さが無かったので、着替えるときなどは苦労しました。
就寝時には、運転席や助手席に荷物を動かす必要があり、地味に面倒でした。
そんな流れもあって、キャンピングカーが欲しくなってきたわけです。
車中泊仕様車として最初から考えられているものは、もっとずっと便利です。
2023年に北海道で、ハイエースの車中泊仕様車をレンタルしましたが、荷物もストレスなく積めて快適でした。
キャンピングカー
車中泊仕様車との一番大きな違いは、ナンバーです。キャンピングカーは8ナンバーになります。
また、高速道路の料金体系や、税金、保険料なども違ってきます。それについては、また別の記事で述べることにします。
便利なのはわかっていますが、金額的にも、運転のしやすさやメンテナンスのことを考えても、なかなかキャンピングカー購入には踏み切れないところがあるかもしれません。
まずは、レンタカーで体験してみるのはどうでしょうか。
北海道では、キャンピングカーのレンタカーをよく見かけます。飛行機で道内に入り、レンタカーで移動すると、なかなか効率的な旅になりそうです。お子さんが一緒、など人数が多い時には宿泊代の節約にもなり、かえってお得かもしれません。
いろいろ試してみて、さて購入、となった時にも、新車で買うだけではなく、中古車市場にもたくさんの出品があります。まずはリーズナブルな中古車で試してみるのも良いかもしれません。
乗ってみるうちに、我が家の旅のスタイルが見えてくると思います。