車中泊旅 洗濯どうする?
4,5日の旅ならば洗濯物は全部持ち帰る、でよいですが、1週間以上の長旅になると、そうも言ってられません。
車中泊旅の洗濯事情をお話しします。
手洗いできるところは、ほぼありません
車で寝泊まりしている時は、洗濯物を手洗いできるシチュエーションはほぼありません。
キャンピングカーなら給水・排水の設備が付いてるとはいえ、所詮ポリタンクに貯められる水の量に限られます。車中泊中は、水を汲むのも捨てるのも 本当に大変ですので、洗濯に使うなんぞ我が家では考えられません。
また、道の駅やSA・PAでは、洗濯などもってのほかです。さらには、キャンプ場・RVパークでも、洗濯場と銘打っていない限り洗濯はご法度。
日帰り温泉や、銭湯も洗濯禁止です。
旅館やホテル泊の際は、自室で洗えますが、小さなものに限られます。
では、どこで洗うか
したがって、ある程度溜まった洗濯物を、洗濯機のあるところで洗わせてもらうことになります。
コインランドリー
大人二人の4,5日分の洗濯物なら、千円程度、1時間ほどで洗濯→乾燥まで行ってくれます。
時間になったら、取り出して→畳んで→小分けして→しまう、という作業が発生します。
地方都市ならば駐車場が完備されているところがほとんどです。
また、スーパーなどに併設されているコインランドリーを選ぶと、洗濯を待つ時間を有効に使えます。我が家では、雨天で観光が出来ない日、などを洗濯日に充てたりしています。
宿泊場所にある洗濯機
キャンプ場やRVパーク、旅館やホテルなどに洗濯機がある場合があります。
我が家が今年2024年に訪れた場所では、以下のところで洗濯機を使わせてもらいました。
- フォレストパークふくしま(福島県)
- RVパーク・花ロード えにわ(北海道)
- 晩成温泉(北海道)
- 酸ヶ湯温泉(青森)
泊っている間に洗濯したい、と思ったら、検索してみると案外出てくるものです。
ただし、洗濯機と乾燥機が別の場合が多く、パワーも弱いものが多かったです。そのため何回も乾燥機を回す必要がありました。
料金は、我が家が使った範囲では、洗濯・乾燥がおのおの300円位でした。
また、入れっぱなしにして放置すると他の人に迷惑なので、何回も見に行ったりして結構面倒です。
最近は、コインランドリーの方が楽、と思い始めてます。
入浴施設やフェリーの洗濯機
今年訪れた、むろらん温泉ゆらら は、洗濯機・乾燥機が置いてありました。入浴中に洗濯できるのはありがたいですよね。
また、新日本海フェリーは船中に洗濯機が置いてあります。上手に利用できると良いですね。
さらには、我が家では利用したことはありませんが、快活CLUBにもランドリーの設備があるところがあるようです。
洗濯の小技
車中泊をしてきた中で、我が家が取り入れている”洗濯の小技”を紹介します。
洗剤は準備しておく
コインランドリーでは洗剤は自動投入がほとんどなので、用意する必要はないのですが、キャンプ場などで洗濯機を借りる場合、洗剤が必要になることがあります。
自宅から小分けしたものを持参すると良いですよ。
手拭いをつかう
水分を良く吸収し、しかも乾きやすい手拭いは重宝します。
我が家では、日中 手や汗を拭くのに使った手ぬぐいで、入浴時に石鹸を泡立てて 身体を洗うのに使います。身体も手拭いも綺麗になりますよね。
良く絞って、車の中に掛けておけば、翌朝には乾いています。
衣類は、乾きやすいものを
乾燥機に入れますので、衣類は乾きやすいもの、しわになりにくいものを選びます。
洗濯ネットを活用
下着や靴下など、洗濯機の中で迷子になりそうなものは、脱いだ時点で洗濯ネットにまとめていきます。
そのまま洗濯できますし、取り忘れも防止できます。
コインランドリーでの他人様の視線もかわせます。
洗濯やゴミのことを考えると、長い旅は大変ですけど、それにも増して楽しいことも多いです。
今もまた、次の旅に向けて、コインランドリーを探している最中です。